プテロスチルベン

投稿日：2016.11.30

今回は『プテロスチルベンの有効性』をご紹介します。

プテロスチルベンを多く含む植物が、インドの伝統・民間療法であるアーユルヴェーダで古くから糖尿病治療に用いられており、プテロスチルベンは生活習慣の乱れが気になる方にお勧めです。

プテロスチルベン（メチル化レスベラトロール）とは

赤ワインやブドウなどに含まれるレスベラトロールとプテロスチルベンはとてもよく似た形をしています。しかし、ちょっとした形の違いでプテロスチルベンの方が体内に吸収されやすく、約2倍長く体内に留まるため効果を体感しやすいと言われています。

プテロスチルベンの効果

プテロスチルベンに大きく期待される効果は『がん抑制作用』です。

健康な5人の男性が1日180ｍｇのプテロスチルベンを12週間摂った結果、血中のがん抑制因子（*ｍｉR‐200ｃ）の発現量が増加しました。

<その他の効果>

・ＬＤＬコレステロール低下　・血糖値低下

・インスリン抵抗性低改善　・肥満抑制

・炎症抑制　・認知機能改善　・抗酸化（アンチエイジング）

*ｍｉR‐200ｃとは

遺伝子発現を調節する因子（マイクロＲＮＡ）のうち、がん抑制的に働くことが知られているもののひとつ。

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