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Q.腰椎椎間板ヘルニアの治療法は?

A.ヘルニアのタイプにより異なる

 

①ケガのヘルニアの治療
安静、内服(痛み止め)、神経ブロック療法、手術

②自然なヘルニアの治療
内服(抗てんかん薬、抗うつ薬、漢方薬)、認知行動療法
 
 
ケガのヘルニアの治療
急に出っ張ってしまった「ケガのヘルニア」の治療は、一般的に皆さんが思われるケガに対する対処と同じです。
無理に動くとさらにヘルニアがひどくなる可能性がありますので、コルセットなどで安静を保ちつつ、筋力低下を避けるため最小限は動いておきましょう。
一方、ケガのヘルニアは皆さんの体の中にあるマクロファージ(白血球の一種)が食べて溶かしてくれるので、実は自然に治りやすいのです。数カ月すると、MRIでもキレイにヘルニアがなくなっているのを確認できます。
基本的には、痛み止めを飲みながら自然治癒を待つのが良いでしょう。
お小水や便が出なくなるといった神経障害がある場合には、手術を考えねばなりません。
 
自然なヘルニアの治療
自然に生じたヘルニア(長年のヘルニア)による痛みやしびれの場合、いわゆる「痛み止め」は有効でないケースがほとんどです。
神経障害による痛みが中心なのか、体が痛みに敏感になってしまっているのが中心なのかなど、原因をまずしっかり把握することが大切です。その上で、適切な薬物を選択します。
例えば抗てんかん薬は、脳の神経の興奮を抑える薬ですが、神経が痛みを伝えるのを抑えるという効果もあります。
また認知行動療法は長引く痛み、治らない痛みに現在最も効果があると考えられている治療法です。薬物療法と並行して行い、治療効果を高めていきます。
 
 

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