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【Q&A最新記事】体に悪い食べものは①?

A.「甘い飲料」は飲まない

 

人間の体は食べ物でできている訳ですが、今回からは、具体的にどのようなものが体に悪いのかご紹介してまいります。

第1回は甘い飲料です。

 

〇清涼飲料水、栄養ドリンク、野菜ジュース、缶コーヒー等:これらは、短時間に大量の糖質を摂取することで血糖値スパイクを起こします。ジュースや炭酸飲料、缶コーヒーや缶ミルクティーなどは、コップ1杯で20~25gの糖質を含みます。果汁100%のジュースも同様です。多くの方が体調管理のために飲んでいるであろう野菜ジュースや栄養ドリンクにも注意が必要です。「野菜&果物100%」「無添加」と体に良さそうな言葉に惹かれますが、実態は食物繊維を取り除いた、大変スピーディーに吸収される「糖質ドリンク」です。栄養ドリンクも同様に、あの小瓶で糖質が20g前後含まれています。

 

〇果糖ブドウ糖液糖:清涼飲料水や栄養ドリンクの多くは、「果糖ブドウ糖液糖」「ブドウ糖果糖液糖」という、血糖値を急上昇させる甘味料が添加されています。血糖値に問題があれば当然控えるべきであり、健康な方にも望ましくありません。市販のお菓子にも広く使われています。

〇人工甘味料:砂糖を使用した甘味飲料、100%果汁ジュース、人工甘味料を使用した飲料と、発がん性との関連を調べた研究では、前2者で発がん率の上昇がみられた一方、人工甘味料では上昇はみられませんでした。しかし、人工甘味料はそもそも自然界には存在しないものであり、腸内細菌叢を変化させてしまうリスクもあります。いずれにせよ安易に摂取すべきものではありません。

〇砂糖税:タバコやアルコールと同じく、砂糖は依存性の高い食品であり、諸外国では、こうした甘味料入りの飲料に課税する「砂糖税」が広がりをみせています。砂糖入り飲料に10%の課税(2014年メキシコ)、砂糖入り飲料に最大25%の課税(ソーダ税:2015年カリフォルニア州バークレー)、イギリス、フランス、フィンランド、ハンガリーにおいても同様に砂糖税が施行されています。
 

日常に取り入れるコツとして、「口にする飲み物は「水」「茶」「コーヒー」の3択」にすると良いでしょう(^-^)

 

 

 

 

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